('A')min研究所

永眠:('A')min作法の普及を目論む研究所

新シリーズの開幕

設定:永眠をグローバルで使えるようにした顔文字。

 

永眠研究所では、その日が命日の方の(‘A’)min的作法を捧げます。毎日更新していきます。

 

目的は、バカ正直な遺影に捧げる作法の普及です。ユニバーサルモデルの弔い方法の普及でもあります。

 

この顔文字が全てを意味します。(‘A’)minの、”(‘A’)”は、はじめにして終わりでもある事象を表現し、アルファでありオメガである、を意味します。そして、”min”は、永眠の眠を意味しますが、弔う側の一分一秒の有限なる時間を意味します。時間を対象に捧げることで、弔う心情を表します。

 

ま、一言、(‘A’)minと言ってくれれば弔いの全てを捧げる事が出来ます。シンプルでしょう?

 

バカだけど、根はマジメなのです。

 

さあ、みんなで唱和いたしましょう!

 

(‘A’)min(‘A’)min(‘A’)min    

路肩に野たれ死ぬ野良猫に花束を

身近な死について考えてみましょう。

 

「かんがえたくもない」

 

本当にそう思いますか?身近な死はあなたの足下で起こっています。あなたが地面に足をついたら、雑草が息絶えます。その下の石と石の間がこすれて、ミミズが圧死します。さらにその下にいる微細な虫達や微細な微生物達。

 

本当に無視できるのですか?

 

「・・・」

 

虫だから?

 

じょうだんじゃないですよ!

 

人身事故で亡くなる方の事情よりも、路肩で車にひかれて息絶える野良猫のほうが私にとっては重要です。なぜなら、死がそこにあるだけで、その隣を通ることができなくなるからです。生者であることに対する苦難となるのです。

 

手を合わせて合掌せずにはいられません。身近な死について目をつぶらないでください。それを見ずに大きな死のこと、親類の死などを論じる資格などないのです。

 

あ・な・た・に・は!

なぜ自然が豊富な場所なのに親水公園を?

研究カテゴリは、遺影以外のことも書いていきます。普段疑問に思っている事等を語りますのでよろしくお願いします。

 

今まで思い、疑問になっていたことを書いていきます。

 

私が住んでいるところは、郊外の農業が盛んな農業地帯です。日中は水面が輝き、夜にはカエルの鳴き声が唯一の音にるところです。田舎とよばれるような場所です。

 

そこからすこし離れた、住宅地だけれど、ほどほどに緑が点在する場所があるのですが、その近くに大きな公園ができました。元々は田んぼだった場所です。少し車を走らせれば、山々があるのに、なぜ大規模な親水公園を作ったのでしょうか?

 

親水公園とは、水と人々が安易に親しめるような公園設計をしてつくられた公園のことです。私は大学で環境学を学んできましたが、自然公園が近くにあるのに、近郊で完結するような公園設計はどうかと思います。

 

その親水公園は、ただの水たまりではなく、ビオトープという、人工的に生態系をつくった環境の池であるのがまだマシなところです。白鷺や鴨が訪れているということは、魚が居るのでしょう。泣きっ面にタオルな演出なのはいいことですが。。。

 

まあ、この場所は元々海岸を開墾して田んぼにした場所であるので、土地利用的にはいいかもしれません。この点に関しては何も言えません。ので語りません。

 

さて結論は?

〆の言葉は、憎いけどなにもない風光明媚のない場所なので、この景観設計は良好だということです。住んでいる人にとってはです。でも初めて来た人にとってはまだ人口感たっぷりな池のように見えます。野鳥などを誘い出すにはもっと生態系を確保するような設計にしてほしいものです。

 

この場所がどこなのかは、言及しないでおきます。

遺影をみて、キャッキャウフフする人は・・・

遺影をみて、ご飯が三杯もいける人はけっこう居るようですね。

 

かくゆう私は、一杯が限度のようです。しかし、世界には、強者がいるようで、思い出話をしたらきりがないように語り始める方がいますね。彼らこそ遺影作法研究員になってほしい方々です。

 

ネタがつきないからです。写真一枚で様々な事を話しだせるって素敵なことじゃないですか?私にとってもそれは素敵なことです。記憶と感情がひも付けされている一枚の写真だからでしょうか。

 

遺影は意味深なイメージを見た人に与えます。遺影に選ばれる写真は、その人が笑顔だった写真や、記念写真などが使われます。もちろん、生前に遺影用に撮影された方もいることは確かですが、基本的に突如として旅立たれる方が大半ですね。

 

そこで、遺影に対する姿勢として的確なアニメ、漫画を紹介しましょう。フルーツバスケットという少女漫画です。これは、主人公・本田 透が母親のお写真を肌身離さず持ち歩き、話しかけるそんなシーンが冒頭から始まります。アニメでもオープニングの最後に見かけますね。

 

 

フルーツバスケット 全23巻完結セット (花とゆめCOMICS)

フルーツバスケット 全23巻完結セット (花とゆめCOMICS)

 

 

私はこの本を自炊してiPadに取り組んでいます。もう一つ、全巻を保存用として保管しています。

 

まあ、この話はそこらへんに放置するとして、

 

もとに戻りましょう。遺影でご飯を三杯もたべられる人に共通することは、おしゃべ好きな人々だということです。中には普段は無口だけど、特定の遺影を目にすると語りだす人もいますね。遺影が心のスイッチとなるのです。その行動力は、おしゃべり好きな方も含めて、普段の数倍のエネルギーです。

 

何か、遺影からエネルギーが放たられているのでしょうか。測定器がないので測定はできませんが、もしオーラのようなものが出ているのならば、イグノーベル賞ものですよね。平和賞でもとれるんじゃないでしょうか。研究の余地がありますね。

 

遺影モードになると人は、静かになり、リラックスになるα波でも出ているのでしょうね。遺影が癒しになるのなら、良い研究方法があります。ヌフフ。良いアイデアを確保致しました!

 

にしても、遺影を見て語りかけ、笑うのは、精神疾患ではないというお墨付きを天から与えられているのでしょうか?空笑、独語が遺影があるだけで意味を与えられるこの魔法は・・・研究の余地がこれまたありますね。

 

それでは明日、遺影研究日記でも初めて行きます。

 

では、素敵な生前生活を!

iEyteaの三軸

いよいよ、iEyteaの三軸の紹介になりますね。

 

iEyteaシステムの根幹を紹介します。

 

まず一つ目は、献茶と黙祷です。

 

ここで、遺影をテーブルの上に備えておきましょう。また、故人を慕う人が三人ぐらい集まったとして想定しましょう。

 

献茶は、急須にお茶をいれて、一分間待つものです。またここで同時に黙祷時間を持ちます。黙祷で、献茶の抽出時間を消費するのです。合理的なシステムですね。その次に、献茶として、最初の一杯を遺影の前に捧げます。そうしたら、お茶を人数分にわけます。

 

そして、三つ目は、会話です。故人に関する話題でもいいですし、故人が好きだった事の話でもいいので、会話をしてください。フリートークですね。話し終わったら、献茶したお茶をみんなに均等に注ぎます。それを飲んだら終了です。

 

どうでしたでしょうか?

 

これが献茶、黙祷、会話の基本の三軸となります。この前後や中を自由に変更して構いません。iEyteaの基本形態があれば、それはiEyteaになります。

 

例えば、絵画を描くのが大好きだった方が亡くなった場合のiEyteaを想定してみましょう。三軸はそのままに前座をアート表現にかえてみましょう。そしてそれらを鑑賞しながら、三軸を行い、遺影と共にアートを鑑賞していく。ことになります。

 

また、前回話した通り、個々人の事情、心情、感情により細かな変更も出来るようになっています。例えば、一人でiEyteaをやりたい方が居たとしましょう。

 

そうすると、黙祷と献茶はそのまま当てはめることとして、会話の部分は、心の会話で、遺影に対して行うものとします。もちろん、長い祈祷をしても構いません。

 

このように、iEyteaは基本の三軸を確立させれば、その他は自由です。

 

ここで、緑茶ではなく、紅茶でもかまいいません。コーヒーでもいいのです。飲み物は黙祷の時間経過後に飲める状態になっているならば、なんでも構わないのです。それが自由な構造なのです。

遺影社会学とiEyteaについて

遺影社会学

はじめにからで話した通りに遺影とその作法について、ここから発信していくと書きました。

 

まずは、遺影社会学とはなにぞや?ということがありますね。

 

はい。これは私が昨日つくった造語であります。派生としては、宗教民族学文化人類学からの派系です。宗教民族学は、体系的に遺影のその先まで言及していますが、この遺影社会学はその先ではなく手前までを学ぶ学問体系としてここに宣言致します。手法としては、文化人類学に準拠する方針です。

 

私の頭の中には、設計図になるフレームワークは出来上がっています。それをあとは個々人の事情、心情、感情にあわせて展開していくのが、iEyteaの神髄です。芸術的表現もいいですし、伝統的な方法でも構わない訳です。

 

iEyteaとは 

次に、iEyteaについてですが、難しい、茶道のような格式高い方法ではございません。もっと気軽にサロンなどを開いてできるような形式です。

 

遺影がその先を証明してくれるので、その手前は個々人の自由があっていいわけですが、ただ自由なだけでは、何か不安です。そこにベースとなる基本の作法を提供し、それに肉付けしてオリジナルの作法を確立していくのです。

 

遺影社会学の実体であるiEyteaシステムは、基本骨子となるスマートな三軸となる作法概念をベースに、オリジナリティを肉付けして作成する遺影に対しての作法となります。

 

詳しくは明日にて解説しますが、だれでもどこでもなんでもできるようにつくってあります。また、このiEyteaシステムは、一人の時もできますし、二人以上の時にもっともその真価を発揮するシステムです。

 

では、明日に基本と成る三軸についてに言及していきます。