('A')min研究所

永眠:('A')min作法の普及を目論む研究所

iEyteaの三軸

いよいよ、iEyteaの三軸の紹介になりますね。

 

iEyteaシステムの根幹を紹介します。

 

まず一つ目は、献茶と黙祷です。

 

ここで、遺影をテーブルの上に備えておきましょう。また、故人を慕う人が三人ぐらい集まったとして想定しましょう。

 

献茶は、急須にお茶をいれて、一分間待つものです。またここで同時に黙祷時間を持ちます。黙祷で、献茶の抽出時間を消費するのです。合理的なシステムですね。その次に、献茶として、最初の一杯を遺影の前に捧げます。そうしたら、お茶を人数分にわけます。

 

そして、三つ目は、会話です。故人に関する話題でもいいですし、故人が好きだった事の話でもいいので、会話をしてください。フリートークですね。話し終わったら、献茶したお茶をみんなに均等に注ぎます。それを飲んだら終了です。

 

どうでしたでしょうか?

 

これが献茶、黙祷、会話の基本の三軸となります。この前後や中を自由に変更して構いません。iEyteaの基本形態があれば、それはiEyteaになります。

 

例えば、絵画を描くのが大好きだった方が亡くなった場合のiEyteaを想定してみましょう。三軸はそのままに前座をアート表現にかえてみましょう。そしてそれらを鑑賞しながら、三軸を行い、遺影と共にアートを鑑賞していく。ことになります。

 

また、前回話した通り、個々人の事情、心情、感情により細かな変更も出来るようになっています。例えば、一人でiEyteaをやりたい方が居たとしましょう。

 

そうすると、黙祷と献茶はそのまま当てはめることとして、会話の部分は、心の会話で、遺影に対して行うものとします。もちろん、長い祈祷をしても構いません。

 

このように、iEyteaは基本の三軸を確立させれば、その他は自由です。

 

ここで、緑茶ではなく、紅茶でもかまいいません。コーヒーでもいいのです。飲み物は黙祷の時間経過後に飲める状態になっているならば、なんでも構わないのです。それが自由な構造なのです。